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夏季醸造の技術で醸された稀有な日本酒「水端(みづはな)1355」ブロックチェーン技術などを活用したトレーサビリティ・サービスを導入

「風の森」醸造元・油長酒造株式会社の水端シリーズでは3銘柄目

SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン技術などを活用したブランド保護を可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が、油長酒造株式会社(本社:奈良県御所市、代表取締役:山本 長兵衛、以下「油長酒造」)の日本酒「水端1355」(本日販売開始)でも採用されたことをお知らせいたします。

水端1355

日本酒 水端1355(mizuhana 1355)× SHIMENAWA(しめなわ)

【水端(みづはな)】
水端とは、物事の最初、出はじめ、はじまり、のこと。
日本清酒発祥の地 奈良 で享保4年(1719年)より酒造りを営む油長酒造。 私たちが次の100年を見つめ、これから担うべき酒造りは何なのか。常に自問自答を繰り返します。 油長酒造は「水端(みづはな)」 によって現代の日本酒醸造技術の源流を辿ることといたしました。
「古の奈良に伝わる忘れ去られた技法を、当時の文献を頼りに、現代の醸造家が再現する」
このブランドメッセージをとおして、「水端」ではお客様が日本酒の歴史の奥深さに触れると共に、 五臓六腑にしみ渡るような、奥行きのある味わいを楽しめる日本酒を目指します。 私たちは古典技法に触れ、それを再現することで日本酒のさらなる技法や魅力を発掘し、 これを後世に伝える役割を担いたい。 そして未だ見ぬこれからの日本酒の進化のかたちを模索します。

【水端1355】
御酒之日記に記された、菩提山正暦寺の技法を参考にした夏季醸造  0段仕込み

時は室町時代1355年。「御酒之日記」という名の醸造書が書かれました。
この書物には、⽇本清酒発祥の地として知られる、奈良菩提山正暦寺で醸された菩提泉の製法が克明に記載されています。水端1355ではこれを参考に醸造。現代日本では完全に忘れ去られた夏季醸造の技術で醸された稀有な日本酒です。
真夏に発酵温度が30度を超える高い温度条件下で進める醸造法は、江戸時代に日本酒造りが冬季醸造に移⾏すると姿を消してしまった技術です。

大甕

アプリ画面

「SHIMENAWA(しめなわ)」は、ブロックチェーンとNFCタグとの技術融合(デジタルペアリング)により、大切な商品のブランドを保護する「真贋証明」、「正規品管理(出荷先情報の紐付け)」や「開封検知」等の機能をご提供しています。
① 真贋証明機能
醸造元である酒造会社やその日本酒の情報、醸造家が伝えたい酒造りの歴史やストーリーなどの情報について、ブロックチェーン技術により、その情報自体が正しいことを証明します。
② 開封検知機能
食品の安全性の確保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた”ことをしっかり証明することができます。
また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)“等のデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
③ 正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)
NFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けすることで、酒造会社で正規品管理ができます。これにより不正に横流しされた日本酒の出どころをスマートフォンで容易に確認することができます。

※1 ブロックチェーンとは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。

※2 NFCタグとは、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。

「SHIMENAWA(しめなわ)」では株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也、以下「Uni Tag」)と共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。
この専用NFCタグは、これから到来するWeb3(ウェブスリー)の世界で普及していくことが予想される以下に記載の新たなサービスをご利用いただく際に使用するものです。

「SHIMENAWA(しめなわ)」ロゴ入り専用NFCタグ
ロゴ入り専用NFCタグ

「トレーサブルNFT」サービス

三菱UFJ信託銀行株式会社から2023年10月に独立した株式会社Progmat(プログマ)が開発したNFTを含む各種デジタルアセットの発行・管理基盤「Progmat(プログマ)」と技術連携し、物理的資産の新たな価値創造の実現を目指す新サービスです。

■ プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000100112.html/

「SBINFT Mits」サービス

SBINFT株式会社が開発したNFT発行者とホルダーの良好かつ持続的な関係構築を支援する総合NFT運営支援サービス「SBINFT Mits」と技術連携し、ファンとの新たなコミュニティづくりの実現を目指す新サービスです。

■ プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000013931.html/


会社概要

名称 油長酒造株式会社
所在地 本社:奈良県御所市1160番地
代表者 代表取締役(蔵主 第十三代) 山本 長兵衛
代表銘柄 風の森(かぜのもり)
酒造概要 油長酒造は2019年創業300年を迎えることができました。次の100年を目指し、2024年始動する“葛城山麓醸造所”で今まで以上に地域の農業と深く関わり合い、「水端」では日本清酒発祥の地、奈良の伝統技法を探究します。その技法を「風の森」によって現代の知見と融合させ、今だからこそ造ることのできる日本酒を志し、次の世代に日本酒を伝えて参ります。
また、油長酒造が位置する「御所まち」は江戸時代から変わらない商家町と寺内町を有する陣屋町。一つの川をはさんで、西岸には西御所、東岸には東御所と、二つの町が形成され、江戸時代の地図がいまでも使えるほど、そのかたちはよく残っています。伝統的な建物が今なお大切に守られている「御所まち」。現在に至るまでの時間と生活の息づかいがそこにあります。古民家をリノベーションしたホテル、フレンチレストラン、サウナを併設した銭湯などが点在し、滞在する事でまちの魅力を存分に楽しむことができます。
URL https://mizuhana.jp/
水端1569 多聞院日記に記された、興福寺多聞院の技法を参考にした2段仕込み
原料米:秋津穂
精米歩合:非公開
アルコール度数:13%
容器:美濃焼陶磁器(500㎖)
陶器瓶釉薬色:一重梅
参考文献:多聞院日記(1569年)
名称 SBIトレーサビリティ株式会社
ロゴ
所在地 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー
代表者 代表取締役 輪島 智仁
事業内容 ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など
URL https://www.sbitraceability.co.jp/
名称 株式会社Uni Tag
ロゴ
所在地 東京都中央区日本橋本町4丁目11番2号 (KISCO株式会社 東京本社内)
代表者 代表取締役社長 半野 巧也
事業内容 RFIDの設計・開発・製造・販売及び技術サービスを含めたコンサルティング
URL https://www.unitag.co.jp/

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